ゆるりとうちゅうの日記

ゆとり世代が世知辛い社会をゆるく強く生き延びていく

【仕事】施設長をやったこの1年ちょっとで得られたもの・失ったもの

上司に降格の相談をしてから数週間経ち、少しずつ話が進んできました。

今年の秋冬くらいには引継ぎをして、降格することができそうです。

 

施設長としての時間は、正直しんどかった。

今回は自分が施設長として得られたものと失ったものを整理しようと思います。

※あくまで私の感じたことです。介護職や施設長という役職を否定するものではありません。

🔷得られたもの

①問題解決能力が身についた

施設長のもとにはスタッフや利用者から不満や問題がたくさん舞い込んできます。その対応を間違えるとスタッフのモチベーションを下げたり、利用者とのトラブルに発展してしまいます。施設長でいると自然とそういったことに対する立ち回り方が身についてきます。ここは追求しすぎると状況を悪化させるとか、これは伝えづらいことだけどしっかりと説明しないと後々違うトラブルに発展するとか、そういう感覚的なものは他の役職だと得られないものでした

 

②営業が苦手ということに気が付いた

うちの会社では施設長が営業や契約などの数字づくりも担います。施設長になってから営業が苦手すぎてめちゃくちゃつらかったです💦

たぶん、介護職員から施設長になった経験のある人の中にはこの気持ちを理解してくれる人もいるはず…。でも、私の中でこれはマイナスなことではなく、早い段階で苦手なことを気づくことができたというポジティブなとらえ方をしています。

これからの人生にきっと活かされると思います。

 

🔷失ったもの

①健康的な生活

施設長になってから帰宅時間がいっきに遅くなりました。遅いときは夜の0時をまわってから帰ったこともありました。仕事の容量が悪い自分だからというのもあるかもしれませんが、施設の運営面と数字づくりを担う施設長はやることが多くて、なかなか帰宅時間は改善されませんでした。そんなことが続き、ついに今年の6月ごろに気持ちのバランスを崩し病院へ行くことになりました。

仕事を頑張ることも、新しい役職にチャレンジすることも大事。だけれど、自分の健康に勝る仕事はないということには間違いありません。

 

②私生活の時間

ある時期、休日出勤が続いたことがありました。あるスタッフの体調が安定せず欠勤が続いたのです。ただでさえ人手不足。自分が休日を削って出勤するしかない状況でした。

 

施設長になると、スタッフの生活背景まで見えることがあります。病気や体調不良、子育てや出産、介護。そういったことはしょうがないことです。ただ、それで自分が休日を削って出勤するのはちょっとしんどい。こういう働き方は継続的にはできないととても思いました

 

 

🔷まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます。

 

施設長になってからいろんな経験ができたことは良くも悪くも自分の財産です。

この経験を次にどうやって活かすのかをしっかりと考えたいと思います。

自分はどちらかというとゆるゆるとした性格なので、自分の性格とあう働き方が見つかったらいいなと思ってます。

 

介護施設の施設長といっても会社や施設によって業務や役割も違うと思うので、もし違う施設ではこういうことがあるとか教えていただけたら嬉しいです🌟